| 比較項目 | K.19(交響曲第4番ニ長調) | K.19a(交響曲ヘ長調) |
| 作曲年 | 1765年頃(9歳) | 1765年頃(9歳) |
| 作曲地 | イギリスまたはオランダ(おそらくロンドン) | オランダ・ハーグ |
| 自筆譜の有無 | 現存(信頼性高い) | 失われている(断片的) |
| 真作性 | 真作と認定されている | 真作かどうか疑問視されている(疑作扱い) |
| 楽章構成 | 3楽章構成 1. Allegro 2. Andante 3. Presto | 4楽章と伝えられる 1. Allegro assai 2. Andante 3. Menuetto – Trio 4. Presto(※推定) |
| 調性 | ニ長調(D-dur) | ヘ長調(F-dur) |
| 作品番号 | ケッヘル番号 19 | ケッヘル番号 19a(補遺作品) |
| 演奏頻度 | 比較的多い | 少ない/録音・演奏は限定的 |
| 音楽的特徴 | 明朗で整った初期の交響曲。ソナタ形式を学びながら発展中の作品。 | 様式的には初期交響曲の範囲にあるが、資料不足により内容の詳細には不確定要素が多い。 |
💡補足:K.19a という番号の意味
K.19a は「補遺作品(Anh. = Anhang)」として扱われており、モーツァルト作品目録(ケッヘル目録)の付録扱いです。
「a」がつく番号は、真作と断定できないが、モーツァルトに関連がある可能性がある作品に割り当てられています。
📝まとめ
| ポイント | 内容 |
| K.19(交響曲第4番) は、自筆譜が残る確実なモーツァルト作品で、交響曲初期の代表作のひとつです。 |
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| 一方で、K.19a は自筆譜が失われており、真作かどうかが不明な断片的作品です。 |
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| どちらもモーツァルトが9歳頃に書いたとされ、初期の才能の発露を知る貴重な資料ですが、学術的・演奏上の信頼度はK.19のほうが高いといえます。 |
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